ダーニングで洋服を修理する際、楽しい作業のひとつに「何色で修理しようかな」と悩む瞬間があります。元の生地と同じような色で補修するのも良いですし、思い切って違った色で補修するのも楽しいもの。またチェック柄にしてしまうのもおすすめです。
これまでダーニングで修理したシャツ・ジーンズ・靴下の写真をご紹介します。図案や色合わせなどを検討されている方はぜひチェックしてみてください。
ネルシャツをダーニング
ラルフローレンのネルシャツ。ポケットの付け根に穴が開いてしまったので補修しました。
縦の糸には赤を選択。
横の糸には淡いブルー。
出来ました。ボタンの止め糸が外れそうですね。修理しないと…。
全体像はこんな感じです。
ジーンズをダーニング
続いてはひざに穴が開いてしまったLeeのジーンズを補修します。
縦糸にはブルーと淡いピンク。横糸はそのまま淡いピンクを利用しました。
途中から色を変えて気分転換です。
全体像はこんな感じの仕上がりに。
【2021.01.21追記】
さらにダーニングを続け、今はこんな感じになっています。
ダーニングや接着芯による補強について別のブログがあるので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
黒いパンツをダーニング
膝に穴が開いた黒いパンツも修理。
黒地に黒で補修したのでほとんど目立ちません。
アップにすると、こんな感じです。
セーターをダーニング
ざっくりとしたセーター
この時の模様は下記ブログにてご紹介しています。
細かな編み目のセーター
これは目立たないように同系色の糸を使ってダーニングしたパターンです。
この時の模様は下記ブログにて確認できます。
パーカーの袖口をダーニング
擦り切れたパーカーの袖口もダーニングでお直しできます。
詳しいやり方は下記ブロブにて紹介しています。
ぜひチェックしてみてください。
デニムシャツの襟をダーニング
スレて破れがちデニムシャツの襟もダーニング。ゴマシオダーニングとの組み合わせです。目立っても良いから破れそうな襟を簡易的にお直ししたいという方におすすめです。
この時の模様は下記ブログにてご紹介しています。
なお、襟を本格的に修理したいという場合、襟をいったん取り外し、裏返して縫うという方法があります。襟を本格的に修理したいという方は下記ブログをチェックしてみてください。
デニムシャツの裾をダーニング
ダーニングというと格子状にすることをイメージされる方も多いと思いますが、もともとは繕うといった意味です。なのでブランケットステッチでの繕いもダーニングに分類されます。
裾部分ってどうしてもダメージを受けがちですが、刺繍糸でカバーしておくと、破れやホツレが広がるのを防いでくれます。
この時の模様は下記ブログにてご紹介しています。
靴下をダーニング
かかとに穴の開いた靴下だってダーニング。これでけっこう寿命が延びます。
地味な色にしようかとも思ったのですが、黒とオレンジにて。カバンと言えばポーターだった世代の宿命かもしれません。
こちらはグレーと水色でダーニング。
グレーとピンクでダーニング。
ピンクと黒でダーニング。
いずれもちょっと目立つ色でダーニングしていますが、これくらいパンチがある方が「イイ感じに修理してるでしょ?」となっておすすめです。
下手に目立たないように修理すると「靴下繕ってるんだ…」感が出てしまいます(まあ実際繕ってるんですが)。それよりはむしろ開き直って「靴下繕ってるの!」と目立たせることをおすすめします。
ちなみに写真の靴下はフルーツ・オブ・ザ・ルームの6足パック。値段も10ドルほどとお手頃で、洋服に合わせやすく、履き心地も良いということでここ数年愛用しています。
購入元はアメリカのアマゾン。購入方法については別のブログに書いていますのでぜひチェックしてみてください。
ダーニング、ぜひ挑戦してみて
洋服の穴を補修するダーニング。補修跡がむしろポイントとなってなんだか楽しいものです。気に入っているお洋服に穴が開いてしまった…なんてときにはぜひ試してみてください。お直しした服は、それまで以上の愛着がわきますよ。
ダーニングに関しては別のブログもあるのでぜひチェックしてみてください。
以上、これまでやってきたダーニングのご紹介でした。本ブログは随時更新していく予定です。