洋服やニットのちょっとした穴…。お気に入りの洋服だと「捨てるのももったいないけど、かといって外で着るのもちょっと…」なんて状態になりますよね。そしてタンスの肥しに…。
そんな時にはダーニングでの修理がおすすめです。穴やホツれを補修しつつ、洋服のワンポイントになって愛着がグッとアップします。興味がある方も多いですよね。
そんなダーニングですが、悩ましいのがダーニングマッシュルームの存在。買うと結構良いお値段ですし「興味はあるけれど続けるかわからない…」という人にとっては手が出しづらいですよね。
私もダーニングを始める際に、ダーニングマッシュームを手に入れるか結構悩みました。そして「とりあえず代用品で済ます」ことに。
そんな経験から、ダーニングマッシュルームのおすすめ代用品や代用品に求められる条件をご紹介していきます。条件を満たす代用アイテムはダイソーやセリアなど100均でも簡単に手に入るはずです。
おすすめダーニングマッシュルームの代用品はコレ!
私はダーニングマッシュルームの代用品として木でてきた球体を利用しています。直径は5cmほど。
近所のホームセンターで300円ほどで購入しました。東急ハンズなどでも購入できます。ダイソーやセリアなど大きな100均では同様のモノが手に入るかもしれません。
小さな範囲をダーニングするのにちょうど良く、けっこう気に入って使っています。
とはいえ、木製の球体なんて皆様お持ちじゃないと思うので、家にありそうなモノで考えてみました。
見つけたのが木のお椀。
ためしに使ってみたところ、広い範囲のダーニングにぴったりでした。
そのほか、電球・おたま・マトリョーシカなどをダーニングマッシュルーム代わりにする方もいるようです。
マトリョーシカを除いて、ダイソーやセリアなどでも購入可能なモノばかり。というか、木のお椀・電球・おたまなどであれば、家にある方も多いはず。
色々なアイテムがダーニングマッシュルーム代わりとして使えるので、工夫次第でどうにかなるはずです。
つづいては、ダーニングマッシュルームの代用品に求められる条件について解説していきたいと思います。
皆様のご家庭にあるモノでもダーニングマッシュルームの代用品となるモノがきっと見つかるはずです。ダーニングマッシュルームを自作したい方もぜひ参考にしてみてください。
【追記】手縫いにてシャツの襟の擦り切れを補修しました。その模様を下記ブログにてご紹介しています。併せて参考にしてみてください。
ダーニングマッシュルーム代用品に求められる条件とは?
木の球体なんて持ってないしお椀も無い…という方に向けダーニングマッシュルーム代用品選びのポイントについてご紹介したいと思います。
下記条件を満たしているモノが家にあれば、わざわざ何かを買う必要はありません。あるいはセリアやダイソーなど100均で代用品を探す場合にも、下記を参考にしてみてください。
代用品の条件1:曲面になっている
そもそもダーニングマッシュルーム(的なモノ)がなぜ必要かと言いますと「布をピンとさせ作業をしやすくする」ためです。
そのためには「布が添いやすい曲面」であることが求められます。
代用品の条件2:針が刺さらない
針を使って作業する以上「針が刺さらない素材」というのは重要です。例えば発泡スチロールの球体でダーニングをしようとしますと、針がプスプス刺さってしまい作業にならないはず。
木でもプラスチックでもなんでもよいのですが、「針が刺さらない」ことがポイントとなります。
代用品の条件3:ある程度の大きさがある
ダーニングの作業を効率的に行うためには、マッシュルーム(あるいはその代用品)が「それなりに大きい」必要があります。
私が使っている球体は直径5cmほどですが、「もうちょっと大きくても良かったな…」と思う瞬間は時々あります。
マッシュルーム以外|ダーニングにおすすめのアイテム
マッシュルームの代用品を見つけたら、いざダーニング!なのですが、そこでおすすめのアイテムについてご紹介していきたいと思います。
①100均の刺繍糸
刺繍糸を手に入れるのは100均がおすすめです。ダーニング用の糸は色んな色があった方が楽しいもの。
ダイソーとキャン★ドゥでこれだけの刺繍糸が手に入ります。どの色を使うか悩むときは、ダーニングで最も楽しい瞬間の1つです。
セリアには刺繍糸のほか、豊富な毛糸があるのが魅力。いろいろな太さ・カラーバリエーションの糸があると、それだけダーニングの可能性が広がります。近隣に店舗があるのなら、ダイソー・キャンドゥ・セリアと一通り回ってみてください。
②クローバーのクロスステッチ針
「とりあえずダーニングにチャレンジする」という段階では、どんな針でもOKなのですが、日常的にダーニングを楽しむのであれば「クローバーのクロスステッチ針」がおすすめ。
ポイントは先がとがっていないこと。先がとがっていると、刺繍糸に針が引っかかって、いちいち大変なのです。
今後もダーニングを続けようという方はぜひクロスステッチ針を手に入れてみてください。それだけで作業がずいぶんはかどりますしダーニングがますます楽しくなりますよ。
③頑丈な糸通し
ダーニングの作業には針に糸を通すという作業がつきもの。糸通しがあると何かと作業がはかどります。消耗品ですから、100均でいくつか手に入れておきましょう。
マッシュルームの代用品でダーニングを楽しもう!
ここまでご紹介してきた通り、ダーニングマッシュルームが無くてもダーニングは始められます。針の刺さらない球体を手に入れて、ぜひチャレンジしてみてください。本格的なマッシュルームを手に入れるのはそれ以降で大丈夫です。
上記はまさに木のボールでダーニングをしているところ。シャツのポケット横に空いた穴をふさぐことができました。
これまでダーニングした例は別のブログにまとめています。気になった方はぜひチェックしてみてください。