アメリカのFILSONにカバン修理を依頼してみた話|やり方解説も

アメリカのFILSONにカバン修理を依頼してみた話|やり方解説も

長らく愛用していたFILSON(フィルソン)のカバン。だんだんと破れてきたので米国本社に修理に出してみました。FILSONといえば「生涯保証」が売り文句。アメリカのFILSONホームページを見ていると、素敵な修理例が沢山紹介されています。

かなり気になっておりましたが、日本からの修理依頼を受けてくれるのか、イマイチよくわからない…。ということで自らトライ。その時の模様についてご紹介していきます。

FILSONのバッグ、修理前の写真

愛用のカバン(ジップ付きトート)です。米国に旅行した際に購入したモノで、ちょっと珍しい色使いがお気に入りポイントです。

なのですが、愛用しすぎた故にビリっと大きな穴が…。流石にこれでは使えません。

国内で修理することも考えたのですが、「本場のFILSONで修理したらどんな感じになるんだろう」という興味が勝り、アメリカまで送ることにしました。

FILSONからは、「送料もかかるし、本当に修理できるかわからないし、自国で修理した方がいいんじゃない」という至極まっとうな意見が送られてきましたが、まあモノは試しです。

アメリカのフィルソンに修理を頼む方法

続いては、米国FILSONに修理を依頼した流れを解説していきたいと思います。

まずはフォームから修理依頼を出す

FILSON

米国FILSONに修理を依頼する場合、いきなり荷物を送りつけるのはNG。まずは修理依頼が必要です。

依頼は米国FILSON公式HPの中にあるREPAIRSから。画面下の方にREPAIR REQUESTというフォームがあるので必要な情報を入力しましょう。海外住所も問題なく入力できます。

メールを受け取る

フォームから修理依頼を出しますと、1日ほどでフィルソンからのメールが送られてきます。件名は「Repair Merchandise Authorization…(以下商品名などが続く)」です。

そのメール内に「Repair Case Number」と送り先の住所が書かれています。修理して欲しいアイテムにRepair Case Numberを添付して、指定の住所に送りましょう。

ちなみにメールには以下のような文言も。

Empty any pockets and clean your item(s) inside-and-out. (if applicable)
In order to comply with health and safety regulations, as well as for the protection of our staff, we kindly ask that all products be cleaned before being sent to us. Especially with hunting items, please remove any blood, feathers, other animal byproduct and shot or gun shells. Wool items that may have moth-related damage will need to be dry cleaned. Products that arrive heavily soiled may be returned, without repair or evaluation.

ザックリと訳せば、以下のような感じです。

『アイテムはキレイにしてから送ってね。特にハンティングで使ったアイテムは血とかついてないようにキレイにしてね。』

なるほどFILSONだなぁなんてことを思わされます。

EMSにて発送

発送はEMSにて。送料は4,340円でした。昔は送料がもっと安かったんですが、2021年6月1日より特別追加料金が加わってます。まあコロナ禍というご時世なのでしょうがないですね。荷物を送れるだけありがたいと思うしかありません。実際、2021年5月まではアメリカ向けのEMSがストップしていたので…。

なおアメリカ向けのEMSはシステムが変わって、印刷したラベルが求められるようになっています。郵便局に荷物を持ち込む前に、あらかじめ作成しておきましょう。作成は郵便局のHPから可能です。画面に従って住所・氏名などを入力していくだけなので、特に難しいことはありません。

どうなるかはこうご期待⇒無事に復活!

とまあ、今回の話はここまで。なにせさっき発送したばかりなので、無事修理されるのかは不明です。EMSなので荷物はすぐに到着すると思いますが、その後の流れはどうなるか…。

何かしらのアクションがあれば、ご紹介しする予定です。無事に修理されて来ると良いのですが。いずれにしても楽しみに待ちたいと思います

【2021年6月11日追記】

EMSにて発送したカバンは無事にFilsonリペアセンターに到着した模様。ですが、今のところメールなどの連絡は来ておりません。何かあれば追記します。

【2021年6月17日追記】

Filsonリペアセンターより「修理が終わったから送ったよ」とのメールが届きました!到着してから1週間ほどで修理完了ということですね。戻ってくるのが楽しみです。到着後に再びご紹介したいと思います。

【2021年6月21日追記】

Filsonのバッグ、無事に帰ってきました。最高な仕上がりにテンションが上がりっぱなしです。修理の詳細について下記ブログにてご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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