LED電球に色を塗ってカラー電球を自作してみた話

LED電球に色を塗ってカラー電球を自作してみた話

装飾用に利用するカラー電球。昔ながらの白熱電球はよく見かけるのですが、LEDだとなかなか見かけません。一般的なE26であればまだ見つかるのですが、シャンデリアなどに用いられるE17やE12となるとほぼ絶望的。一方、白熱電球を買おうにも、こちらもだんだん見かけなくなりつつあって…。ということで、E12のLED電球をカラー電球に改造してみました。やり方などについて解説しているので、シャンデリア用のカラーLED電球が欲しい方はぜひ参考にしてみてください。

色を塗ったLED電球のビフォーアフター

まずは色を塗ったLED電球のビフォー・アフターをご紹介します。以下の写真は市販のカラー白熱電球とこれから色を塗るLED電球を撮影したもの。

以下がLED電球に色を塗ってみたところ。

製品として売られている白熱電球にはかないませんが、まあまあきれいに塗れたかなといったところ。

ちなみに、以前マッキーを使って電球に色を付けたことがあるのですが、それは以下のような感じになりました。油性ペンの性質上、どうしてもペン跡が残ってしまいます。

マッキーよりはずいぶんきれいに色を塗れていることがお分かりいただけるかと思います。

カラーLED電球の作り方

必要な道具

まずは必要な道具についてご紹介します。今回使ったのは以下です。

  • 染料:ターナー・ガラスペイント
  • 紙皿
  • 段ボール

今回LED電球に色を塗るためにターナーのガラスペイントという製品を使用しました(ターナー・ガラスペイント公式ページ)。

その名の通りガラスにペイントできる絵具です。透明なので、電球に塗るにはちょうど良かろうという判断。熱への対応は不明ですが、LED電球であればほとんど熱を発さないので大丈夫なはずです。

青や緑などいくつか色がある中で、今回は「林檎飴」をセレクト。まあ、赤色です。

紙皿はパレット代わりに使用します。筆は普通の筆(100均でも購入可能)で大丈夫です。

手順①:乾燥場所を準備する

実際の作業に取り掛かるまえに、大切なことが電球の乾燥場所を用意しておくこと。今回は段ボールに穴をあけたモノを作成しました。

アマゾンの段ボールを適当な大きさに切って、ちょうど良い穴をあけて、重ねれば完成。電球がきちんと立つこと、そしてガラス部分が段ボールに当たらないことを確認しておきます。

色を塗ったあとで乾燥場所を用意しようとすると大変なことになってしまうため、色を塗る前に準備しておくことが大切です。

手順②:アルコールで電球の汚れを落とす

続いては、塗料の乗りをよくするために、アルコールを使って電球の汚れを落としておきます。

ティッシュなどにアルコールをスプレーしてゴシゴシと。これにて順義が完了です。

手順③:ターナー・ガラスペイントを塗布

ここでやっとターナー・ガラスペイントの出番です。紙皿にターナー・ガラスペイントを取り出します。なお、電球に色を付けるだけなら、かなり少量でOKです。

以下は原液のまま縫ってみたところ。

粘性が高すぎて、筆の跡がしっかりと残ってしまいました…。これはイカンということで、筆先を濡らし、絵具をちょっとだけ薄めて再度チャレンジ。

今度はムラ無く塗れました。何度もペタペタすると筆の跡が残ってしまうので、ちょっとだけ緩めの絵具をサッと1筆で塗るのがコツのようです。

手順④:ひたすら乾燥

綺麗に塗れたら乾燥です。用意しておいた乾燥スペースに並べます。

HPによると3時間ほどで乾燥するとのこと。放置したままお出かけをして、帰ってきたら乾燥してました。私は気になって触りたくなるタイプなので(言わずもがな失敗のもと)、そういったタイプの人はしばらくお出かけするのがおすすめです。

しっかりと乾燥したことを確認し、いざ装着。

光を通すとオレンジ色になりました。よく見ると色ムラがあるのですが、電球をまじまじ見ることはない(まぶしくて見てられない)ので、まあ許容範囲です。

ターナー・ガラスペイントでカラーLED電球を作成

以上、ターナー・ガラスペイントを利用して、カラーLED電球を作成した話でした。ちょうど良いサイズ(E12)が無くて困っていたのですが、これでしばらくは何とかなりそうです。今回はとりあえず赤(色の名前は林檎飴)で試したのですが、青・グリーンの電球が欲しいので、いずれ作成予定です。

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