眼鏡フレームの傷・くすみはスポンジ研磨剤+ピカールで補修

眼鏡フレームの傷・くすみはスポンジ研磨剤+ピカールで補修

愛用している999.9のプラスチックフレーム眼鏡。長年の使用に伴い、傷つき白くくすんでしまいました。お気に入りのメガネですし、自分で補修することに。小傷を無くせばきれいになるはずなので、スポンジ研磨剤とピカール(金属磨き)で磨いてみたところ、驚くほどきれいになって大満足。しかも作業時間は5分ほどです。プラスチックフレームについた傷を自分で修理したいという方はぜひ参考にしてみてください。また、作業の注意点などについてもご紹介していきます。

メガネの傷・くすみの補修|ビフォーアフター

以下が磨く前のメガネです。ツルの部分が小傷で白っぽくなってしまっています。

10年ちかく愛用している眼鏡なので経年劣化もあるはずです。

スポンジ研磨剤とピカールで磨いたあとは以下です。白っぽかった部分がキレイになりました。艶も出て大満足です。

ちなみに眼鏡は999.9のモノ。試験的に限定販売されたモデルということで、修理できないんですよね。長く使い続けるためにも定期的なお手入れが欠かせません。

【追記】ピカールで腕時計のプラスチック風防を磨いてみました。結果は驚くほどピカピカに。その時の模様を下記ブログにてご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

スポンジ研磨剤+ピカールを使ったメガネフレームの磨き方

スポンジ研磨剤で傷をなめらかに

まずはスポンジ研磨剤を使い傷をなめらかにします。

スポンジ研磨剤とはスポンジ状のかみやすりのこと。曲面にフィットしやすいため、メガネのフレームを磨くのにピッタリです。今回使ったのは3Mのマイクロファインという製品。番手としては1200-1500相当です。

ポイントは優しくこすること。プラスチックはやわらかいので力を入れる必要はありません。

軽く磨いたスポンジ研磨剤は以下。

白っぽい粉上のモノが削られたフレームです。

カーブしている箇所もしっかりと磨きましょう。

スポンジ研磨剤で磨いたメガネのフレームは以下のようになります。

傷は目立たなくなっていますが、ツヤがない状態。なお、ここまでの作業時間は1分程度です。ここまでくれば、次の工程へとすすみます。

ピカールでツヤを出す

スポンジ研磨剤で磨いただけですと、ツヤが無くなってしまうので、続いてはピカールで仕上げをします。といっても難しいことはありません。ぼろ布に適量を取って磨くのみです。

スポンジ研磨剤で大きな傷は削り取っているため、1分ほど磨けばツヤが出てくるはずです。特に難しいことはありません。

ピカールで磨き、ある程度綺麗になったら食器用洗剤などで良く洗いましょう。泡をぬるま湯で洗い流し、やわらかい布で水分をふき取れば作業終了です。

ピカールで眼鏡フレームを磨く際のポイント

つづいては眼鏡フレームのピカールで磨くにあたり注意したポイントについてご紹介していきます。

①まずは目立たない部分から

ピカールの注意書きには「材質により傷や変色をおこす場合がありますので目立たない所で確認の上試用してください」と書かれています。

フレームの材質によっては思わぬトラブルも起こり得ますので、内側など目立たない場所からスタートしましょう。特に高価なセルフレームの眼鏡などは注意が必要です。

②レンズは磨かない

一般的に眼鏡のレンズはいろいろなコーティングされているもの。ピカールで磨くとコーティングに悪影響を及ぼす可能性があるためNGです(試したワケではありませんが…)。

なのでレンズは絶対に磨かないようにしてください。レンズ部分にピカールが付着した場合には、ふき取るのではなく水で洗い流しましょう。

なお、レンズは眼鏡チェーン店などを利用すると、比較的安価に交換できます。レンズの傷や汚れが気になる方は素直に交換がおすすめです。

③フレームが曲がらないように注意する

フレームを磨く際、変に力を入れるとフレームがまがってしまう可能性があります。布でフレームを挟むようにして、両側から均等に力が加わるようにしてください。

心配な方は分解しての掃除も良いかもしれんが、個人的にはそこまでする必要はないかなと思っています。素人が眼鏡のネジを締めると思わぬトラブルのモトになるので。

眼鏡のプラスチックフレームを磨くのにピカールはおすすめ

以上、ピカールを使って眼鏡のプラスチックフレームを磨いた話でした。プラスチックフレームの小傷・くすみを何とかしたいという方はぜひチャレンジしてみてください。

▲最後に蒲田エリアを散歩していて見つけたピカールの工場の写真をご紹介。レトロな感じが素敵です。

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