木製まな板の黒ずみを紙やすりで削り取った話

木製まな板の黒ずみを紙やすりで削り取った話

愛用している木製のまな板なのですが、いつの間にか黒ずみが…。おそらくカビですから、衛生的に良くありませんし、見た目的にもかなりイヤなもの…。

本来ならばカンナをかけるのが良いのでしょうが、我が家にはカンナがありません。まあ、あったとして、最後にカンナに触ったのは中学の技術・家庭の授業ですから、使いこなすのは困難なはず。また、我が家には小さな子供がいるため、鋭利な刃物を増やすのがちょっとコワいという側面もあります。

ということで、家にあった紙やすりで削り落とすことにしました。結果としてはおおむね満足といったところ。木製まな板の黒ずみが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

木製まな板のビフォーアフター

ビフォー・アフターはこんな感じです。ビフォーはちょっと汚い画像でスイマセン…。子供の世話が忙しくて、ついつい放置してしまいました。まあ、完全なるいいわけです。

紙やすりで削った後は、一部黒ずみが残っているとは言え、ずいぶんとマシになりました。暫定的な処置として紙やすりで削るのは良さそうです。

斜めからみてみるとこんな感じ。包丁のキズがガリガリと残っていたのですが、それらも無くなっています。コレだけで、まな板の使い心地がすごく良くなったのは思わぬ効果でした。

必要な道具

使った道具は以下です。

  • 紙やすりホルダー
  • 40番の紙やすり
  • 120番の紙やすり
  • 320番の紙やすり

紙やすりホルダーは角材などでも代用できますが、黒ずみがひどい場合には有った方がベターです。作業効率が全然違うので。高いモノである必要はないので、何かしら手に入れておくことをおすすめします。

木製まな板の紙やすりでの削り方

続いては、木製まな板の紙やすりでの削り方を解説していきます。

作業前の下準備

作業前の下準備として、まな板をしっかりと乾かしておきます。湿気が残っていると削るのが大変だからです。少しでも作業をラクにするために、しっかりと乾かしておきましょう。

あとはひたすら削るのみ

まな板がしっかりと乾いたら、あとは無心になってひたすら削るのみ。削る際のポイントは木目にそって紙やすりを動かすということ。余計な傷をつけずに済みます。

まずは40番の荒い紙やすりでゴリゴリと削っていきましょう。表面がざらざらになりますが、目の細かい紙やすりで削ればなめらかになるので、傷は気にせず、まずは荒い紙やすりでどんどん削っていきましょう。

ちなみに、40番の紙やすりは、かなり荒目の部類です。一般的な木工細工では使うことは少ないのですが、浸透した黒ずみにはこれくらい荒い方が効果があるはずです。

黒ずみが無くなったら、120番の紙やすりの出番。やはりどんどん削っていきます。ある程度平らになってきたら、さらに細かい320番の紙やすりの登場。仕上げをしていきます。それまで傷だらけだったまな板の表面が目に見えてツルツルになっていくはずです。

さらにツルツルにしたい場合には、さらに細かい紙やすりで削れば良いのですが、包丁を使っているとどうしても傷がつくモノですし、どれだけ細かい紙やすりで削ったところでカンナをかけたようにはなりません。個人的には320番くらいで仕上げをすれば十分かなと思っています。

なお、紙やすりで黒ずみを落とす場合、妥協も大切。汚れを完全に落とし切ろうと思うと、腕がパンパンになってしまうので、ある程度で「きれいになった」と思う方が無難です。

簡易的に黒ずみを落とすなら紙やすりが便利

以上、紙やすりを使って木製まな板の黒ずみを落とした話でした。本格的にまな板の黒ずみを落とすのであればカンナを使うべきなんだと思います。とはいえ、めったに使わないカンナを手に入れるのも微妙な話ですし、カンナを上手く使いこなせるかも悩ましい部分です。

紙やすりであれば、大きな失敗もなくとりあえず黒ずみを落とすことができます。また、紙やすりは100均などでも購入できるのでリーズナブル。目の前のまな板の黒ずみが気になっている方はぜひチャレンジしてみてください。

なお、我が家のように黒ずみが広がってしまいますと削るのが大変になってしまいます。早めの処理がおすすめです。我が家も、もうちょいマメにまな板のお手入れしようと心に決めつつ。

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