子供の保育園用にデニムの水筒ホルダーを作成してみました。市販のモノにはないおしゃれな感じに仕上がって親としては大満足。また、既存の水筒をそのまま使えたため、余計な水筒を増やさずに済んだこともポイントです。そんな自作の水筒ホルダーの作り方をご紹介。ミシンさえあれば簡単なので、登園用に必要な方はぜひ参考にしてみてください。
保育園用に作成した水筒ホルダー
まずは保育園用に作成した水筒ホルダーをご紹介します。家に余っていたデニム生地で作成しました。
ササっと作ったのでかなり雑ではありますが、まあシンプルでよいかなと。子供も気に入って使っています。
ちなみにこのデニム生地はカーテンを作成し、その残りでキャップを作成し、さらにその残りが今回の水筒ホルダー。余った生地を使っているため経済的です。
カーテンを作成した模様や、キャップを作成した模様は下記ブログにてご紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
デニムカーテン作成
デニムキャップ作成
水筒ホルダー作成に使ったアイテム
水筒ホルダーを自作するには、布・糸・ミシン・アイロンなどが必要ですが、それ以外に使ったパーツについてご紹介します。
特別に使ったパーツは以下。いずれも100円程度で購入できるはずです。また、同様の製品は100均でも手に入るかと思います。
・アジャスター(WAKI 一本送り R-313 25mm)
・コードストッパー(YKK SR25)
・おしゃれなゴム紐(Marlow NEWエクセルレーシング)
アジャスターとコードストッパーは近所の洋裁グッズ点で購入したモノですが、100均でも同じようなアイテムは手に入るはず。おしゃれなゴム紐は以前東急ハンズで購入していたモノですが、アマゾンなどでも購入できるようです。
水筒ホルダー作成方法
大きさを決める
水筒ホルダー作成の第一歩は大きさを決めること。使用予定の水筒の直径・円周・高さを測りましょう。
この水筒では円周が約21cm(直径は7cm弱)、フタ部分を除いた高さが約13cmでした。縫い代(+4cm)を加味して、横25cm×縦17cmで布を長方形にカットします。
また、底用の布は水筒を布の上に置いて直接型とり。
縫い代を加味して直径+4cmくらいの円を切り抜きましょう。
長方形→円筒に縫う
まずは長方形のパーツを円筒形に縫っていきます。以下のような感じで縫ってください。
水筒を入れやすくするため、丈夫4cmほどは縫わないことがポイント。切れ目部分に以下のようにステッチを入れます。
縫い終わったのが以下。
なお、本来は生地の端をジグザグミシンやロックミシンで処理するべきですが、我が家には無いため省略。水筒ホルダー程度であれば、布の端が多少ほつれても問題ありません。
ゴムを通す部分を作成
続いてはゴムを通す部分の作成です。
といっても難しいことはなく、円筒の片方の辺を3つ折りにして端を縫うだけ。折り幅は1cmくらいあれば十分です。
底のパーツを縫い付ける
続いては底のパーツを取り付けます。
この際、大切なことは下準備をしっかりとすること。平面(底のパーツ)を立体(サイド部分の円柱)に縫い付けるため、立体に沿う形にしておくと、スムーズに縫い付けられます。具体的には以下のような感じ。
布の端をミシンで仮縫いして、ギャザーを寄せています。これだけで、縫い付ける作業が楽になります。
なお、ミシンで仮縫いする方法は以下で紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
ストラップを作成・縫い付け
続いてはストラップを作成します。アジャスターの幅に合うよう布で作ってもよいですし、手芸店で売っているベルトを使うのもおすすめ。量り売りであれば、1mで100円もしないはずです。
今回は生地が余っていたので、本体と同じ生地で作成しました。
ストラップの端を本体に縫い付けます。
もう少しこだわって作りたかったのですが、とりあえず作ったモノを子供が気に入って使っているのでそのまんまというパターンです。
ゴムを通しパーツを取り付け
最後にゴムを通して、ゴムをとめるパーツを取り付けて終了。
正直無くても大丈夫な気もしますが、デザイン的にちょっとしたアクセントになっているので、まあ合った方がよいかと思うところです。
保育園・幼稚園用の水筒ホルダーは自作がおすすめ
以上、保育園用の水筒ホルダーを自作した話でした。自作のメリットはデニムなど好きな生地で作れること。また、これまで使っていたお気に入りの水筒をそのまま使えることもポイントです。材料もほとんど必要ありませんし、それほど難しい作業もないので(多少曲がってもそれも味!)ぜひチャレンジしてみてください。