洗濯が難しいトートバッグ。汚れが気になりつつも使うなんてケース、ありますよね。そんなタイミングでケルヒャーのスチームクリーナーを使う機会があったので、トートバッグをクリーニングしてみました。結果はピカピカではないけれど、それなりに綺麗といったところ。作業の手間を考えるとかなりアリ。ケルヒャーでクリーニングしたトートバッグのビフォー・アフターをご紹介します。また、スチームクリーナーを使ってみて感じたメリット・デメリットについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ケルヒャーでクリーニングしたバッグのビフォーアフター
それでは早速、ケルヒャーの蒸気でクリーニングしたバッグのビフォーアフターをご覧ください。まずはビフォー。
全宅的にくすんだような色合いに…。これではせっかくのオレンジ色も映えません。また、アップにしてみると以下。
ところどころに謎の汚れが付着しています。
一方で以下がケルヒャーの蒸気クリーナーでクリーニングした後です。
くすみが落ちて全体的に色が明るくなりました。アップにしてみると以下のような感じ。
ところどころに付着していた謎の汚れはきれいになっています。また、手触りが良くなったこともポイント。サラッとしており、気持ちよく使えそうです。
ちなみにカバンはフィルソン(Filson)のラギッドツィル トートバッグ ウィズ ジッパー。ギザギザにステッチが入っているのはお直ししてもらった跡です。
ケルヒャーでバッグをクリーニングする方法
使ったモデルはケルヒャーのSC-JTK20というもの。アタッチメントに専用の布カバーをかけて、蒸気をシューシューと当てながら、浮き出した汚れをふき取っていく感じ。
特に難しいことはなく、10分くらい蒸気を当てながらゴシゴシしていました。これ以上解説のしようがないほどシンプルな作業です。
ハンドルのレザーは熱に弱いので、そこを避けるようにするのが唯一のポイントでしょうか。まあ、ちょっと蒸気がかかったくらいでは大きなダメージにならないので、ちょっと注意する程度で大丈夫です。
しばらくするとケルヒャーに付けた布が以下のような感じになりました。
これだけ汚れが取れたということ。けっこう汚れていたようです…。なお、この布は洗濯して使うことができ、替えも安価に手に入ります。
ケルヒャーの蒸気でバッグをクリーニングするメリット
作業が楽
スチームクリーナーでトートバッグをクリーニングしてみた最初の感想は「ラクチン」というもの。なにせスチームクリーナーに水を入れて、準備ができたらこするだけですから、手間はほとんどかかりません。
水を注いで、しっかりと蓋をし、電源を入れてしばし待てば準備が完了します。
レザーハンドルでもOK
今回洗濯したトートバッグはハンドル部分がレザーでできたフィルソンのモノ。自宅で洗濯するのはそれなりに大変ですし、専門業者にお願いすると安いトートバッグが購入できそうな価格になります。
もちろんレザー部分は熱に弱いためスチームクリーナーを使うことはできませんが、周辺部分までなら簡単にクリーニングできます。
なお、レザーハンドルのトートバッグは自宅で洗えないというワケではなく、手間をかければ洗えます。その模様は下記にてご紹介しているので併せて参考にしてみてください。
短時間でOK
短時間で作業が終わり、バッグが使えることも大きなメリット。同じような分厚いトートバッグを水洗いした場合、乾燥するまでにかなりの時間がかかります。蒸気であればほとんど濡れないので、風通しのよいところにおいておけばあっという間に乾燥終了。お出かけ前にちょっとクリーニングなんて使い方も可能です。
スチームクリーナーでバッグを掃除するデメリット
水洗いの方がきれいになる(気がする)
かなり便利なスチームクリーナーですが、水洗いと比較してデメリットだなと感じることもあります。それは「水洗いした方がきれいになる」ことです。経験上、手触りなどは、水洗い後の方がさっぱりします。
以下の写真は同じようなトートバッグを水洗いしたときの模様です(詳細はコチラ)。
まあ、洗剤とタワシですから、スチームよりは強力そうです。ただし、水洗いですと洗うだけでも1時間近くかかりますし、乾燥するのは翌日以降…。
スチームクリーナーの楽さを活かして、頻繁にお手入れをしておけば、そもそもそんなに汚れないでしょうし、頻繁にスチームクリーナーで掃除しておけば、本格的に水洗いする必要は無いのかもしれません。
場所をとる
今回は実家にあったケルヒャーのスチームクリーナーを使ってみたのですが、その他掃除に使えると思うと。ちょっと欲しくなる感じです。特にやりたいのがソファーとベッドのクリーニング。バッグ同様にきれいになると思うと掃除心がウズウズします。
けれど悩ましいのが購入するとそれなりに収納場所をとること。今回使ってみたケルヒャーのSC-JTK20はジャパネットタカタのオリジナル製品で同タイプでは一番小さいとのこと。それでも小型の掃除機くらいの存在感があります。
子供がいて、今後モノが増えるであろうことを考えるとちょっと考えてしまいまうサイズ感です。レンタルとかもあるようなので、そういったことを利用するのも手なのかもしれないですね。もちろん、家の収納スペースに余裕がある方はかなりおすすめのアイテムです。
なお、アマゾンや楽天で購入できるモノですとSC2 EasyFixが同じような製品です。
結論:スチームクリーナーでトートバッグを掃除するのはアリ!
以上、スチームクリーナーでトートバッグをクリーニングしてみた話でした。メリットでご紹介した通り、かなり簡単で、それなりに綺麗になります。厚手のトートバッグってなかなか洗うことが難しいのですが、これなら日常的にクリーニングできますし、綺麗さを保つことができそう。まあ、収納スペースがそれなりに必要ではありますが、その点をクリアできるのであればアリです。