ステンレスの鍋やヤカンはピカールでピカピカに|作業のポイントを解説

ステンレスの鍋やヤカンはピカールでピカピカに|作業のポイントを解説

長年愛用しているステンレスのヤカン。長年の使用でキズだらけになってしまっているので、かつての輝きを取り戻すべく紙やすり(スポンジ研磨剤)とピカールで磨いてみることにしました。結果としては鏡面仕上げのようになり大満足。そういえば昔はこんなだったなぁ…なんてことをふと思い出しました。ビフォー・アフターや磨き方のポイントを解説しているので、お気に入りの鍋やヤカンをピカピカにしたい方はぜひ参考にしてみてください。

ピカールで磨いたビフォーアフタ

まずは紙やすり(スポンジ研磨剤)とピカールで磨いたビフォー・アフターです。ビフォーは小傷でくすんでおり、影がぼんやりと移り込む程度だったのですが、アフターは変な体勢で写真を撮っているのがはっきりとわかるほどにピカピカになりました。しかも、作業にかかった時間は10分ほどです。

なお、磨く前の全体像は以下のような感じでした。20年以上使っているので、控えめに言っても傷だらけです。

ちなみにこのヤカン、ここまで来る前に油汚れが焦げ付いておりまして、真っ黒でした。油汚れはオキシクリーンで除去しています。その時の模様は下記ブログにてご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

紙やすりとピカールでヤカン(鍋)を磨く方法

続いてはステンレス製の鍋やヤカンを磨く方法について解説していきたいと思います。ポイントはいきなりピカールで磨くのではなく、あらかじめスポンジ研磨剤で磨くことです。

用意するもの

まずは用意するモノをご紹介します。

  • スポンジ研磨剤(マイクロファイン)
  • ピカール
  • ボロ布
  • ビニール手袋

スポンジ研磨剤とはスポンジ状の紙やすりのこと。曲線を磨きやすいのが特徴です。イメージとしてはメラミンスポンジの荒いバージョン。普段は紙やすりなんか使わないという方も使いやすいかと思います。

ちなみにピカールは金属用の研磨剤。シンクを磨くのにも使えるので、台所をピカピカにしたい方にはおすすめのアイテムです。

なお、作業をしていると削れた金属でけっこう手が汚れます。ビニール手袋の着用を強くおすすめします。

まずはスポンジ研磨剤でゴシゴシ

まずはスポンジ研磨剤(マイクロファイン)で全体を磨いていきます。以下の写真は磨く前。

同じ箇所を1分ほどこすってみたのが以下。すでにかなりピカピカになり、写真を撮っているのがはっきりと写り込んでいます。ピカピカにするためにはステンレスの細かな傷を消すことが重要ということです。

スポンジ研磨剤で全体を磨くのに5分ほど。以下のようになりました。

この時点で「もうこれで十分かな…」なんてことを考え始めましたが、せっかくなので、さらにピカピカに仕上げることにします。

ピカールで仕上げ

いよいよ、この作業のクライマックス。ピカールでの仕上げです。ピカールをボロ布に取り、1分ほどゴシゴシ。あっという間にピカピカになり鏡のようです。前の写真と比較するとよりピカピカ感がわかりますよね。

全体をピカールで磨いた時間は5分ほど。スポンジ研磨剤で下地をつくっておけば仕上げにかかる時間は少なくて済みます。

いきなりピカールで磨くとピカピカに仕上げるまでにとにかく時間がかかるので、面倒でもスポンジ研磨剤であらかじめ磨いておくことをおすすめします。時間の短縮にもつながりますし、仕上がりも俄然よくなるものです。

ちなみに使用後のスポンジ研磨剤は以下。真っ黒になっていますが、それだけステンレス表面が削れたというコトです。

なお、さらにピカピカを目指したい方はピカールで磨く前に、さらに細かい紙やすり(耐水ペーパー)で磨いてみてください。今回使ったスポンジ研磨剤の荒さが#1200~1500なので、#2000くらいがおすすめです。耐水ペーパーは100均でも手に入ります。

しっかりと洗ったら完成

ピカールで磨いた後は、食器用洗剤でしっかりと洗っておきましょう。ピカールの工業製品っぽいニオイなどもちゃんと取れるはずです。

なんとなく気持ちの問題として重曹を入れてお湯を沸かし、そのお湯を捨てるという工程も入れておきました。

注ぎ口やハンドルなど、まだくすみが気になる部分もあるので、そのうちゆっくりと仕上げようと思っています。

ステンレスの鍋やヤカンはスポンジ研磨剤とピカールでピカピカ

以上、ステンレス製のヤカンをスポンジ研磨剤とピカールを使いピカピカにした話でした。作業時間は10分ほどで、かなり綺麗になります。鍋やヤカンのくすみが気になる…という方はぜひトライしてみてください。ポイントは「スポンジ研磨剤で下地を作っておく」です。

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