ボールペンのかすれた名入れを自分で補修|やり方を解説

ボールペンのかすれた名入れを自分で補修|やり方を解説

頂き物の名入れボールペン。だんだんと名入れの文字がかすれてきてしまいました。そうなると出番がだんだんと減ってしまい、ボールペンの立場としてはちょっと悲しい状態になってしまいます。それもちょっともったいない話なので、名入れを自分で補修することに。モノは試しとアクリル絵の具を流し込んでみたところ、想像以上に綺麗になりました。そんな名入れ補修のやり方を紹介していますので、名入れの文字がかすれてきた…なんて方はぜひ参考にしてみてください。

かすれた名入れ文字のビフォー・アフター

さっそく文字がかすれたボールペンの名入れのビフォー・アフターをご紹介していきたいと思います。以下の写真がビフォーです。文字がかすれて消えかかり、ちょっとヨレた感じになっています。他人の筆記具の名入れなんて誰も気にしないはずですが、本人は気になるんですよね。

以下が補修後です。文字の擦れはなくなり、「A」の文字がはっきりとしています。けっこう良い感じに復活しました。

最近出番が減っていたボールペンですが、日常的に使っていこうと思っています。ちなみにボールペンはパーカー IM ラックブラックGTというモデル。リフィルを交換するさいにジェルタイプを選択したのでサラサラとした書き心地になっています。

以下のブログにて、金属部分を磨いた時の話を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

ボールペンの擦れた名入れの補修方法

続いては補修方法について解説していきたいと思います。といっても特に難しいことはなく、アクリル絵の具があれば誰でもできる作業です。なお、モンブランをはじめとする高級筆記具ですと失敗したときにツラいので、購入したお店に相談するのが良いかと思います。

必要な道具

まずは必要な道具から。といっても大したものは必要なく、アクリル絵の具と掃除用のアルコールがあればOKです。どちらもダイソーやキャンドゥなど100均で手に入るアイテムです。

今回は家にあったリキテックスのリッチゴールドを使用しました。本当は白いアクリル絵の具で作業する予定だったのですが、白の手持ちがなくゴールドに。まあ、高級感が出て結果としては良かったかなと思っています。

勢いあまって絵の具を出し過ぎたのが今回唯一の失敗点。こんなに絵の具を出す必要はありません。ほんのちょっとで大丈夫です。

補修のやり方

やり方といっても特別なことは特にありません。名入れの刻印部分をまずアルコールで拭いて、その上に絵の具を乗せるだけ。名入れ刻印の溝に絵の具が入り込むので、表面の絵の具を拭きとれば終了。下記が絵の具を乗せた直後です。すぐに乾燥するものではないので、焦って作業する必要はありません。絵の具を乗せる作業は指で行いました。

指で表面の絵の具を拭きとると刻印の中に絵の具が残って文字がはっきりとします。それを乾燥させれば作業は終了です。

なお、一度で色が上手く乗らない場合は「絵の具を乗せる・ふき取る・乾燥させる」を繰り返してみてください。だんだんと文字が濃くなっていくはずです。私は3回くりかえしました。作業後は、最初にご紹介した通り、下記のように名入れの文字がはっきりとします。

擦れた名入れの文字は自分で補修可能

以上、ボールペンの名入れがかすれていたのを自分で補修したやり方でした。アクリル絵の具は100均でも手に入るモノですし、作業自体も10分程度で終了します。自分で補修したい方はぜひ挑戦してみてください。名入れの文字が甦ると、見た目がグッと引き締まります。

生活情報カテゴリの最新記事