木工用ボンドとつまようじで木ネジの緩みを補修|やり方解説

木工用ボンドとつまようじで木ネジの緩みを補修|やり方解説

緩んでしまった木ネジ。無理やり取り付けようとドライバーでグルグル回しても状況は悪くなるばかりです。そんな緩んでしまった木ネジを木工用ボンドとつまようじで補修しました。そのやり方について解説しています。誰でも簡単にできる作業ですし、コストもほとんどかかりません。ギターのストラップピンや古い家具など、ユルユルな木ネジで困っている方はぜひ参考にしてみてください。

木ネジの緩みの補修方法

それではさっそく木ネジの緩みの補修方法について解説していきたいと思います。特にむずかしい工程はありませんし、作業時間もほとんどかからない(乾燥を待つ時間は除く)なので、気軽にトライしてください。

ちなみに今回補修したのは額縁です。こどもが触っているなと思っていたら「とれちゃった!」と…。落として壊れずに済んだのが、そして誰も怪我をしなかったのが不幸中の幸いです。ネジ穴が緩んでしまい、このままネジ込んでも固定されません。

必要な道具

必要な道具は以下です。

  • 木工用ボンド
  • つまようじ(小さい穴の補修用)
  • 割りばし(大きな穴の補修用)

どれも家にありそうなものばかりですよね。今回は小さな木ネジの緩みを補修したのでつまようじを利用しましたが、ギターのストラップピンなど大きな穴を補修する場合には割りばしが便利です。つまようじを切らしており一瞬焦りましたが、取っておいたお弁当の割りばしに付属していました。なお、木工用ボンドは100均でも手に入ります。

穴に木工用ボンドをつけたつまようじを差し込む

さっそく補修に入ります。と言っても、木工用ボンドをつけたつまようじを穴に差し込むだけ。

大きな穴を割りばしで補修する場合には割りばしの先をカッターなどで削り、穴に入る大きさに調整しておく必要があります。

乾くのをひたすら待つ

続いては木工用ボンドが乾くのをひたすら待つ工程です。急いでない方であれば1日放置するのがおすすめ。今回は小さな穴でしたし、子供が帰ってくる前に補修作業を終えたかったので半日ほど放置しました。ボンドが乾いて透明になっています。

ニッパーやカッターで不要な部分をカット

続いては飛び出している箇所をカットします。ニッパーでプチり。これにて穴の補修は終了です。簡単ですね。割りばしでの補修であれば、カッターなどを利用してください。

補修跡はこんな感じです。見た目が気になる…という方もいるかもしれませんが、どうせ木ネジで隠れるのでそれほど気にする必要はありません。

木ネジをねじ込む

最後に木ネジをねじ込んで終了。しっかりと固定され、緩みがなくなりました。今回はサイズの関係でもともとついていた木ネジを利用しましたが、ギターのストラップピンなどの固定であれば、元の木ネジよりちょっとだけ長いものを利用すれば、さらに安心です。ステージでストラップピンが抜けてギターが落下…なんてシャレにならないですから。

木ネジの緩みは簡単に補修できる

以上、木ネジの緩みをつまようじと木工用ボンドで補修した話でした。額縁は元通りになり、とりあえずは安心です。緩んでしまった木ネジでお困りの方はぜひトライしてみてください。簡単作業で驚くほどしっかりと固定できるようになります。

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