PAC Fabric Dye マスタードイエローで短パンを染め直してみた

PAC Fabric Dye マスタードイエローで短パンを染め直してみた

夏が来る度に愛用していた短パン(チノパン的な生地)が色あせてきたのでPAC Fabric Dye マスタードイエローで染め直してみました。結果、かなりイイ感じに。新たな気分で愛用しています。「色落ちして微妙になった洋服を復活させたい」という方はぜひ参考にしてみてください。

PAC Fabric Dye マスタードイエロー染め直しのビフォーアフター

まずはビフォーアフターをご紹介。くたびれていた短パンが幾分マシになりました。けっこう色が変わったので新たな気分で着用できます。

また、染め直しをすると色のムラが無くなるのもおすすめポイント。それだけで新品っぽい雰囲気になるモノです。

PAC Fabric Dyeってこんな商品

PAC Fabric Dyeとは日本製の染料です。染料と言えばダイロンが有名ですが、私はPAC Fabric Dyeを愛用しています。その理由は染料のほかに固着剤や色止め剤がセットになっているから。

ダイロンだと染料だけで、色止め剤(カラーストップ)が別売なんですよね。それを考えると、PAC Fabric Dyeの方がお得感がありますし、余計なことを考えずに済むのがお気に入りポイントです。

マニュアルも丁寧なので、初めて染め直しに挑戦するという方はPAC Fabric Dyeをおすすめします。

PAC Fabric Dyeの使い方

続いてはPAC Fabric Dyeの使い方についてご紹介していきたいと思います。詳しくは別のブログでもご紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。

染料を作る

まずは染料を作ります。マニュアルには「ボウルを使ってしっかり混ぜよ」とありますが、面倒なので漬け込むためのバケツで作業します(染め直しをするのには、大きめのバケツがあると便利です)。

染料を入れ、50℃のお湯を500ml投入。撹拌して、塩300g・固着剤・50℃のお湯6Lを加えます。

塩300gって、漬物でも作るの?というほどの量なのでちょっとビビりますが、えいやっと投入します。コンビニ等で安めの塩を購入しておきましょう。

お湯を測るのにカラのペットボトルがあると便利です。

染料に漬け込む

染料ができたら、洋服を投入。ここで重要なのがとにかくよくかき混ぜるということ。「漬けとけば染まるでしょ」と思いがちなんですが、そう甘い話ではありません。

この工程でしっかり混ぜないとまだらに染まってしまいます。ちなみに失敗例が以下の写真。

けっこうまだらになってますよね…。こんな風にならないよう、定期的に撹拌することが大切です。私は10分に1回、2分くらいを目安に混ぜてました。

手を染めてしまわないよう、厚めのゴム手袋を用意しておきましょう。

すすぐ

1時間たったところで染めは終了。染料を捨て、水ですすぎます。ある程度すすいだらOKということです。

色止め剤に漬け込む

続いては色止め剤を作ります。セット付属の色止め剤をバケツに入れて、50℃のお湯を6L投入。軽く混ぜて、そこに洋服を投入。15分経てばOKです。

すすぎ・脱水

最後は洗濯機に任せて、すすぎ・脱水。以上で終了です。染め始めから染め終わりまで約2時間。休日にちょっと遊ぶのにおすすめです。

PAC Fabric Dyeで色落ちした洋服も復活!

以上、PAC Fabric Dyeのマスタードイエローで短パンを染め直した話でした。色の参考までに製品付属の紙と一緒に写真をパチリ。見ての通り、付属の紙と同じような色合いに染まりました。

洋服を染め直すと新たな気分で着用できます。捨てるかどうしようか悩んでいるお洋服があるのなら、染め直しにチャレンジしてみてください。染め直しの作業もけっこう楽しいですよ。

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